保健衛生学科

2020年度以前に入学の方

入学年度によって取得・目指せる資格が異なる場合があります

専門コース

食品安全機能学コース

食品は、私たちの日常の活動や健康維持に欠かせないものです。本コースでは、基礎医学の修得とともに、病気にならないためには食品をどのように活用するか、食品の安全性はどのように確保されているのか等の知識を身につけ、食を基盤とした予防医学の推進に貢献する人材を育成します。
PICK UP実習紹介
健康食品学実習(3群:3年次)
3~4名のグループで、食品の安全性、機能性に関する実験を行います。ヒスタミン食中毒の原因となるヒスタミンが魚に含まれているかどうか測定したり、野菜、フルーツ等から抗酸化物質であるポリフェノールを抽出し、種類や量、抗酸化能を測定したりします。どの食材を使うか、どのようなタイムスケジュールで実験するかについてはグループで話し合って決めます。実習の最終日には研究発表会を行い、意見交換をして理解を深めます。
健康食品学実習

産業保健・作業環境学コース

企業で働く人々の労働環境を整えるため、リスク解析やその改善を学び、衛生管理を担う職業人を養成します。
PICK UP実習紹介
産業衛生管理学実習(3群:3年次)
作業環境中の様々な有害要因(物理因子、化学因子)の計測・捕集、解析・分析、評価を実際の職場環境において行い、有害要因の管理技術を実践的に習得しています。
産業衛生管理学実習(PICK UP)

共生環境学コース

あらゆる生物の生存に必須な水を中心として、環境を衛り、豊かで安心・安全な生活環境を創出するための知識と技術を学び、人類の持続可能な発展に貢献できる人材を育成します。
PICK UP実習紹介
環境衛生学・工学実習(3群:3年次)
水環境汚染の実態調査と評価手法、安全・安心な飲み水を供給するための上水処理や、水環境汚染を防止するための下水処理に用いる各種要素技術の原理と効果を、実習を通して学びます。
環境衛生学・工学実習(PICK UP)

臨床心理学・精神保健学コース

職場・地域等での精神保健活動に必要な基本的知識を習得し、様々な領域でこころの健康の維持・増進にかかわる人材を養成します。より専門的な資格取得を希望する学生に対応するため、大学学部での公認心理師カリキュラムに対応しています。本コースのカリキュラムは医療系大学の強みをいかした実習・演習が特色です。心理職を目指す学生だけでなく,学部卒業後に一般企業に就職する学生も多く,本コースで修得した知識と技術は社会人としても生かされると考えます。
PICK UP実習紹介
心理実習I(3群:3年次)
医療系大学の強みを生かし、北里大学病院をはじめとした医療機関等での実習を予定しています。その他、企業でのメンタルヘルス活動について、問題提起・対策立案の方法を学びます(写真)。この実習を通して主体的に学び解決する能力を養います。
心理実習I・II

資格

全員が受験せずに取得できる資格
  • 第一種衛生管理者(国家資格)
  • 食品衛生管理者(任用資格)
  • 食品衛生監視員・環境衛生監視員(任用資格)
※任用資格とは、特定の業務に任用される際に必要となる資格で、任用されて初めてその資格を得ることができます。
全員が受験資格を得られる資格
  • 甲種危険物取扱者(国家試験。在学中から受験可能。)

所定の単位修得などにより受験可能な資格

食品安全機能学コース
  • 健康食品管理士
日本食品安全協会認定資格。3年次後期から受験可能。
臨床心理学・精神保健学コース
  • 公認心理師(国家資格)
指定科目履修後、大学院進学あるいは実務経験を経ることで受験可能。